お知らせ

2025.12.03

実践報告会 2025


 9月20日(土)、茅ケ崎にて当協議会の実践報告会を開催いたしました。
加盟施設の職員や関係団体などから、150名を超える皆様にご参加いただき、大変盛況な会となりました。
 今回は茅ケ崎での開催ということもあり、神奈川県立茅ケ崎支援学校の先生方をお招きし、小学部から高等部に至るまでの取り組みについて、それぞれご紹介いただきました。
 学校生活の流れや目標などについて丁寧にご説明いただき、卒業後の支援を考える上でも大変参考となる内容でした。

 
(下村先生、尾関先生、高橋先生、菅森先生)
各施設の演題発表は全部で9演題。
新たな取り組みについての発表や、職場の赤裸々なやり取りまでさらけ出すような、バラエティーに富んだ学びと発見の多い内容となりました。
「小さきレストラン SEASIDE」
 鎌倉療育医療センター小さき花の園
 田中さん
「外出先検索システムを利用した
   “その人が希望する外出活動”の
        実現に向けた取り組み」
 横浜療育医療センター
 斎藤さん、中村さん、森谷さん
「国際色豊かな生活支援を目指して」
 ソレイユ川崎
 山村さん、アーカーさん
「空気嚥下症
  みんなで出せば気持ちいい!」
 ワゲン療育病院長竹
 吉田さん、川原さん
「生活支援における肺炎対策」
 相模原療育園
 山岸さん
「音声録音再生機を用いた
    重症心身障害児・者の
       名前確認方法の考察」
 横浜医療福祉センター港南
 大島さん
「夢の実現 団体旅行プロジェクト
        “ぼんぼやーじゆう”」
 ライフゆう
 石渡さん
「活動の積み重ねによる意思決定支援」
 訪問の家 朋
 吉田さん
「選ぶって楽しい!
   意思決定を支える支援のかたち」
 こども医療センター
  重症心身障害児施設 ひだまり
 谷口さん
 表彰式
 優秀賞:横浜療育医療センター
 守る会賞:ソレイユ川崎

 昼休憩の時間には、各施設や関係団体の紹介パンフレットや製作物の展示を行い、参加者の皆様に自由にご覧いただきました。
展示物には、日頃の活動の成果や地域での取り組みが反映されており、互いの実践を知る貴重な機会となりました。
 また参加者はお弁当やお茶菓子を囲みながら和やかに歓談し、気軽に顔を合わせて交流や情報交換を行う場として交流会を実施いたしました。
普段はなかなか接点の少ない施設同士や団体間でも、直接言葉を交わすことで新たなつながりが生まれ、今後の協力関係や連携の可能性を広げるきっかけとなったと思います。
 夜には「交流会延長戦」として懇親の場を設け、お酒も交えながら実践報告の裏話やざっくばらんな意見交換が行われました。
率直な語り合いの中で施設間や参加者同士の理解が一層深まり、今後の連携強化に繋がる有意義な時間となりました。

©Kanagawa conference between facilities for persons with severe motor and intellectual disabilities